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意外に知らない!履歴書作成のポイント
履歴書は、転職先に自分のことを知ってもらうための大切なツールです。「ここで働きたい!」という施設に応募した時に、採用担当者はあなたという人物を「履歴書」を頼りに判断します。
大事なのは、あなたの魅力を“わかりやすく”、“確実に”、“余すことなく”伝えること。
履歴書を作る上で、押さえておきたいポイントをお教えします!
事前に押さえておきたい5つの心構え
- その1
履歴書は、原則手書きで!
- 手書きの文字は、あなたの熱意を読み手に伝えてくれます。黒インクのボールペンか万年筆で、一字一句を丁寧に書きましょう。
読みやすく、くっきりした文字で書けば、字の上手い・下手は関係ありません。
- その2
記入欄はできる限り全部記入を。
- 記入欄に空欄が多いと、あなたのやる気がないように映ってしまう可能性があります。どの項目も書ける範囲ですべて埋める努力をしましょう。
例えば資格欄。使っていないものや些細な資格でも、全部書くようにしておくとよいでしょう。
- その3
自由項目は、自分の言葉で。
- 採用担当者が知りたいのは、あなたの人となり。志望動機や自己PRが、ありきたりな定型文になっているのは、もったいありません。
なぜそこで働きたいのか、自分のどういった志向や特技を活かしたいのか、自分の言葉で書きましょう。
- その4
修正はNG!間違えた場合は書き直し必須。
- もし記入内容を間違えてしまった場合は、新しい履歴書に書き直しましょう。
相手に失礼な印象を与えますので、修正液や修正テープで訂正履歴を残すのは厳禁です。
もちろん、二重線での訂正もNGなので、ご注意ください。
- その5
書き終えたら、必ず見直し!
- 記入内容に誤字脱字がないか、隈なくチェックしましょう。見直してみて初めて読みづらい、分かりづらい点に気付くこともあります。
また、提出前には控えとしてコピーを1部とっておくと、面接直前に確認が出来たり、新しく履歴書を作る際に役立ちます
ひと目で分かる!履歴書の書き方
- 1日付
- 郵送する場合は、ポストに投函する日付を記入します。
持参する場合は、履歴書を持参する日の日付を記入します。
- 2氏名・ふりがな
- 「氏名」は大きく丁寧に、枠内にバランスよく収まるように書きます。
ふりがなは「フリガナ」とあればカタカナで、「ふりがな」とあればひらがなで記入します。
印鑑にスタンプ印を使うのは避けましょう。印鑑は、かすれずきれいにまっすぐ押します。
- 3証明写真
- 3ヶ月以内に撮影した証明写真。プリクラやスナップ写真の切り抜きはNGです。
服装はスーツでなくてもよいですが、濃い色のほうがコントラストがはっきりして、写真全体が引き締まって見えます。
サイズはタテ3cm×ヨコ2.4cmまたはタテ4cm×横3cmが一般的。スピード写真でも良いですが、写真館などでプロのカメラマンに撮ってもらうことをオススメします。
- 4現住所、連絡先
- 都道府県から書き、番地は「○丁目○番地○号」と記入します。
連絡先には緊急の場合、確実に連絡を取れる連絡先を記入します。
電話番号は自宅と携帯電話の両方を記入します。携帯電話しかない場合は携帯番号だけを記入します。
「恐れ入りますが、○時〜○時(家にいない時間)の連絡は携帯電話にお願いします」といった一言が余白に添えられていると親切です。
- 5経歴
- 都学歴として高校以降の入学卒業を、職歴として現在までの入職・退職を記入します。
保育士・幼稚園教諭になる前に一般企業で働いていた人は、そのときの経歴も忘れずに。
なお、「高等学校」を「高校」と略したり、企業経験がある人は「株式会社」を「(株)」と省略せず、正式名称で書きましょう。
転職回数が多くても、正社員(常勤)として勤務した場合は全て記入します。
アピールになるのであれば、パート・派遣社員としての職歴も記入すると良いでしょう。
- 6免許・資格
- 持っている免許・資格は、取得した時期の古いものから、略称ではなく正式名称で上から順に書き入れます。
どんな些細な資格でも、できるだけ多く出すとよいでしょう。
資格は取得していないが一次のみ合格している場合や、取得に向けて勉強中のものがあれば記入してもよいでしょう。
- 7趣味・特技
- 最低限、1つは趣味・特技を書いておき、面接で聞かれたら詳しく答えられるようにしておきましょう。
- 8志望動機
- あなたの経歴や長所・短所などに目を通してきた面接官は、「どうしてこの人は当園に応募してきたのだろう?」と思うもの。
たくさんある施設からそこに応募しようと思った動機について、その施設の特徴に触れながら、うまく自分自身の目標・これから経験したい内容やキャリアと結びつけられる内容を心がけましょう。
間違っても空欄のないように。前職の退職理由に触れるときは、愚痴っぽくならないよう、前向きな言い回しに変えるよう心がけましょう。
志望動機欄は書類選考上、最も合否を分ける部分といっても過言ではありません。
事前に施設のホームページなどを見て下調べをし、どこに魅力を感じているか、施設の特徴をしっかり捉えて書きましょう。
- 9その他特記事項
- 絶対にゆずれない入職日や勤務時間など、何かやむを得ない事情がある場合には、「その他特記事項」に書きますが、特にない人は、「特になし」と書いておけばOKです。